ホカホカの温かい高級弁当をどうぞ! 美味しさも倍増の「加熱式容器」のからくり

社外の人を招いての会議や接待、社内のランチミーティングなど、法人向けの仕出し弁当を頼むなら、ご飯もおかずも冷めているより温かいほうが嬉しいですよね?

高級食材をふんだんに使った仕出し弁当を、より美味しく、贅沢に味わいたいなら、「加熱式容器」を使った“温かいお弁当”がおすすめです。

冷めても美味しいお弁当は数あれど、お弁当を開けた瞬間に“ホワッ”と湯気があがれば、印象もテンションも上がること間違いなし!

今回は、瞬時にお弁当をホカホカに温めることができる加熱式容器のからくりと魅力をご紹介します!

 

紐を引くだけで簡単加熱

お弁当を平らな場所に置いて紐を“シュッ”

加熱式容器を使ったお弁当を温める方法は、とても簡単です。

平らな場所にお弁当を置いて、フタを軽く押さえて、容器の側面から伸びている紐を“シュッ”と引っ張れば、温かい蒸気が発生します。

一度は冷めてしまったお弁当も、紐を引いてしばらく待つだけで、出来たての美味しさを味わうことができます。

 

酸化カルシウム(CaO)と水(H2O)が化学反応

側面の紐を引くと容器内の水袋が破れて…

食事をとる直前にお弁当の中身を温められる便利な加熱式容器ですが、一体、どのような仕組みで蒸気を発生させているかご存知ですか?

加熱式容器の中には、食品の乾燥剤に使用されている「酸化カルシウム(別名:生石灰)」と、袋詰めした「水」が入っています。

紐を引っ張ると、容器の中の水袋が破れ、酸化カルシウムと水が化学反応を起こして発熱。ブクブクと音を立てながら熱々の蒸気が発生し、お弁当を温めていくのです。

 

化学反応後の水酸化カルシウムは、学校でよく見る“あれ”

加熱式容器内で起こっている発熱の仕組みを化学式で表すと…

『CaO(酸化カルシウム)+H2O(水)→Ca(OH)2(水酸化カルシウム)』

化学反応後に残った「Ca(OH)2(水酸化カルシウム)」は、別名「消石灰」と呼ばれるものですが、実はこの物質、学校などでよく見るライン引き用の「石灰」なんです。

食品の「乾燥剤」に、どこにでもある「水」を混ぜ合わせると、グラウンドに線を引く「石灰」になる。

お弁当を瞬時に温めるからくりは、とても身近な物質を使った簡単な原理であることがお分かりいただけましたでしょうか?

 

火気を使わないから安全・安心

発火せずとも発熱時の温度は“100度以上”

紐を引っ張るだけの加熱式容器は、「消和反応」という化学反応で中身を温めるため、火事などの心配がなく安心です。

また、化学反応後の容器内に残る物質も、一般的に「石灰」と呼ばれる消石灰なので、食事後の廃棄も安全です。

ただし、加熱前に興味本位で容器を解体したり、記載の注意事項や手順を守らずに使用するのはご法度!

ひとたび加熱が始まると、容器内には100度を超える蒸気が充満します。発火はしませんが、発熱の温度は相当です。やけどには十分ご注意ください。

 

温かいお弁当は“年中嬉しい”

加熱式容器で食材“ふっくら”、食用倍増

室内でも、屋外でも、食べたい時に温めることができる加熱式容器を使った仕出し弁当は、寒い季節はもちろん、年中嬉しい気づかいになること間違いなしです!

ホカホカに温まったお弁当は、ごはんやおかずが“ふっくら”します。フタを開けた時に立ちのぼる香り、口に入れた時の食感、湯気をまとった見た目で、食欲も倍増することでしょう。

素材にこだわった高級弁当を熱々でご賞味ください

法人向け高級弁当をお届けするデリシャステイクでは、加熱式容器を使用した商品を多数ご用意しています。

「松阪御苑別邸  松阪カレー」の『松阪牛カレー弁当』シリーズ、「鰻の寝床」の『あつあつ!うな重』シリーズをはじめ、「神戸牛ハンバーグ  みやび亭」「四川 麗凛楼」など、どれも味と食材にこだわった自慢の“あったか弁当”です!